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寒い国から来た少年

もう20年近く前、それが暑かった頃か寒かった頃か季節も忘れました。
ある日私の先輩が(本当に高校のブラスの先輩です。)「船山君、今度デビューを考えている3人組だんだけどさあ、ちょっと会ってくれないか。」と紹介された3人の少年がいました。まあこういっちゃあ何なんですが、その少年たちは見るからにカントリー色満々。好きなアーティストって誰なんていうところから話し始めると「スティー・ビー・ワン・ダーとかブラックコンテンポラリーなものが好きです。」(ビーとワンにアクセントがあります。)っていう最初の一言で「あれっ!?大丈夫かな?」って失礼にも思ったものです。だってこのアーティストの発音でこんなアクセント聞いたこと無かったんですから。でも、先輩が「まあ聞いてみてよ。」とプレイバックしたデモテープ。これが大衝撃 だったのです。かっこよすぎる音楽。センスよすぎ!
 なんと言っていいかわからないこのギャップ!
なんたって彼ら3人の間の会話は全く理解不能。それなのに僕らを説得し倒して余りある彼らの音楽。さらにボーカル、作曲、キーボード担当だというちょっと太めの少年は会話のセンスも抜群!(特に雪国の下ネタは最高です!)
あっという間に僕らは彼らのファンになっていました。
 その少年はその時コードネームというのを知らず、譜面には全部音符でコードのおさえ方がびっしりと書かれていました。そのおさえ方が又センスいいんです。かっこいいの。
聞けば彼らは青森から来たとのこと。当時青森ではレコード、CDがなかなか入手困難で東京に来たら何でも売っているってすごく嬉しそうでした。そんな限りある音源の中から自分の好きなもの見つけて死ぬほど聞き込んでコードネームを知らずにコピーして・・・。
今だったらコピー譜は売っているし、欲しい音源はネットで買えるでしょ? それはとっても便利でいいことだけど、必死に何かにしがみついて自分の欲求をどこまでも追求しようとするには、ちと便利すぎかもねなんて思ったりします。
 そんな少年が一昨日ひょっこり訪ねてきてくれました。いやー嬉しかった。なんたってこんなにビッグになったんだもの、あのときの少年。そして昔とちっとも変わらず人なつこい笑顔を振りまいていきました。いつまでもファンでいるぜ、竹善!

chikuzen.jpg

コメント (9)

 舟山先生始めまして。
佐藤竹善さんの、昔のエピソード紹介して下さりありがとうございます。私は最近彼の事を知ったのですが、何故これ程実力と、人間味あふれる素晴らしい方を今まで知らずに来たのか。
彼の事を知れば知るほど、魅了されまくっています。
やはり、舟山先生の先見の明は確かですね。もっと多くの方に知れ渡るべき方だと思います。先生もこれからも、応援よろしくお願いいたします。
 彼が大ブレイクする日は、遠くないと思います。竹善さんをいつまでも応援していきたいと思っています。

竹善さんファン若葉マーク様>
コメントありがとうございます。「実力と、人間味あふれる素晴らしい方」・・・その通りだと思います。
ぜひ機会がありましたら彼のパフォーマンスを生でお聞きになって下さい。暖かく、そして力強い彼の音楽に魅了されること間違いなしです!
かっこいいんです、竹善って。。。

 舟山先生 ありがとうございます。
大感激です。お忙しい先生なのに、すぐにお返事下さるなんて。そして素晴らしいコメント。天にも昇るような気持ちです。竹善さんの音楽と、ブログより発信されるメッセージに、癒されまくっておりますので、毎日がとても幸せです。
音楽をこれ程身近に感じたことは、この歳になるまでなかったので、これからはまだ彼の事を知らない人に伝えて行こうと思っています。4月には、お友達を誘ってコンサートに行きます。
 先生もお体に気をつけて、これからも素晴らしいお仕事されます様にと、祈っております。

竹善さんのブログから飛んできました。
中島みゆきさんのファンでもあります。
SLTは、デビュー当時からのファンで、竹善さんの「語り」にも惹かれ、あっという間の20年です。
そして、まったくそれとは別に、中島みゆきさんはオールナイトニッポンのDJを聴いてからのファン。投稿もし、もちろんコンサートにも何度も足を運んでいます。
そして、船山基紀さんのお名前ももちろん何度も目にしておりました。
ばらばらと思っていた好きなアーティストが、思いも寄らぬところでつながっているのを発見することは、嬉しくもあり、また、今回のブログは、ずっとファンでいる私にとって、なんとなく自信につながるような、自慢につながるような、そういう気持ちにさせてくれました。
船山さんと、ここを竹善さんのBBSで紹介してくださったバカボンのママ♪さんに感謝。(^_^)

長九度で賞様>
ご存じないかもしれませんが、私も長九度好きです。(知るわけないですよね,)(^^)V
音程ではありませんがコードネームのCadd9みたいなのも好きです。この場合バスが3度ですとC2(数字は小さく)って書いて上声部では3度を無しにして貰ってます。これ色々な作品に多用してます。(関係なかったですね。スミマセン。。。)
みゆきさんはデビューの「アザミ嬢のララバイ」から「悪女」まで一緒にお仕事しました。「時代」もやらせていただいたですね。
ウン十年あいてこの間のTOKIO「宙船」「本日、未熟者」で又みゆき作品のお手伝いさせていただきました。このときみゆきさんには残念ながらお会いできていなかったのですが、「船山ちゃん?なつかしいわ〜。」というお言葉はいただいたようです。;^_^)
 竹善さん、あの後も同じ事務所の安部潤との打ち合わせで僕のところにも、遊びに来てくれました。いつ会っても爽やかな笑顔で、ホント気持ちのいい人です。

ちょっと伝言
「竹善、あのー俺Garage BandじゃなくてLogic Proだからね。よろしくね。」

長九度で賞様、これからも宜しくお願いします!

すぐにお返事いただいてたのに、なかなかこちらに伺えず失礼致しました。
「長九度で賞」という名前は、15年ほど前の竹善さんがDJを務めるラジオ番組に私が作った曲を送り、その時ゲストで来ていた塩谷哲さんが「長九度ですね~。」と。そして、竹善さんが、その曲に対して「じゃあこの方には長九度で賞!」と笑って、くれた賞です。まったく意識せずに作ってたんですが(笑)。今は、伴奏が難しい時に、どの音を外すかで何「度」か考えるくらいです。
(^O^)ゝ
船山さんのいろいろな作品に多用されてるのも聞き分けられるだけの耳があればいいのですが。。。(><)
(と、いいつつ絶対発見してやる!と、秘かに思ってみたり。)

竹善さんへの伝言承りました。

そして、また、こちらにおじゃまさせて頂きます。よろしくお願い致します。

Dear Mr. Funayama Motoki,

For many years I have been a huge fan of the animation series named Montana Jones.
On http://anime.geocities.jp/st_nht/Montana/montana_melissa.html i saw you arranged a song for this series, is that true?
The CD that has been released with this song has CD No: Pony Canyon PCDG-00071 and contains 3 tracks.
Could you please tell me if it is possible to buy this CD, or download these tracks somewhere?
It is not in stores here, because I live in The Netherlands, and I would really like to have those songs.
I hope you can help me out.

Thank you in advance,

Vincent Nibbelke.

P.S. Sorry to contact you by using your blog, but I was not able to find an email address...

Dear Vincent,
Thank you for contacting me on my blog.
I'll send you my e-mail address later,o.k.?
Keep in touch.
Sincerly ,Motoki

Dear Vincent,

Are you still there?
I coudn't access your web-site. I don't know why.

In Japan,it's Sunday right now.
So could you wait untill Monday ?

Thank you.

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2008年03月08日 19:05に投稿されたエントリーのページです。

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