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ここのところ

楽しいお仕事続いてます。

Mac環境のせいもあるのですが、アレンジしながら楽しーい、って思うお仕事が多くて充実しています。
 そんな中でも最近で一番楽しく、ちょっとスピリチュアルな体験ありーのがゴスペラーズとのお仕事。
 
 とにかく歌が最高。気持ちいいったらありゃしない。(^^)V 仮歌入れている時見せていただいていたのですが、久しぶりに歌のパワーを感じて鳥肌たちました。仮歌段階なのにです。(仮歌ってレコーディングの時、演奏するミュージシャンのためにガイドとして入れるボーカルのことです。)
 まあ、これは当代きっての人気グループです。当然といえば当然ですが、生で聞くとすごいです。ぞくぞくします。音楽の力です。

 音楽の力と言えばもう一つあります。それは私が担当した曲の作曲家が故井上大輔さんなのです。デモテープ聞かせていただきました。正直ウルっと来ました。まるで昨日作ったかのように新鮮な大輔さん(本当は大ちゃんって呼んでました。)の歌声。かーっこいい!んです。
 もう何年も前の作品なのに全く色あせていない。むしろきらきら輝いていました。ウルっと来た後はもう嬉しくて嬉しくて、早速ゴスペラーズ用にアレンジ始めたのですが、これが不思議。一点も悩まずにどんどん、どんどんアイディアが出てきます。この時ゴスペラーズのメンバーはほぼ完璧なボーカルアレンジをしていたせいもあります。私はただそれに乗っかってオケを考えていただけという事もあります、勿論。
でもそれとは別に妙に仕事がはかどるというか、アクセレーターが働いたようにがんがん出来ていきます。そしてその間中脳をドーパミンが駆けめぐり、アドレナリン出っぱなし状態。
 なんだかすごく楽しくて仕方なかったです。で、気がつくと、ちょっと危ないオッさんですが、天井を見上げている自分に気がつきました。その瞬間「あ、大ちゃん・・・」と思うやいなや、椅子に座っていた自分がフワッと浮いたような気がしました。これはうそーっと思われてもしかたないと思いますけど、本当の話です。きっと余りに音に集中していたから、というほうが正しいかもしれませんが、でも絶対自分は浮きました。フワッと浮きました。
 で、その時一瞬天井に見えた大ちゃんはにこにこ顔でした。すごくにこにこされてました。よかった〜。。。(#^.^#)

 あとこの作品の作家陣をご紹介しておきます。
作曲;井上大輔
作詞;松本隆
編曲;船山基紀

ついでにね、エンジニア吉田保さん。;^_^)

コメント (10)

井上大輔さんの新曲が聞けるとは!!
リリース楽しみにしております。

ありがとうです。
また宜しくお願いします。

CCBの再結成はうれしいですね。やっぱりロマンティックはとまらないですね。懐かしい曲が聴けるのはうれしいです。筒美京平さんとのコンビも復活してほしいですね。

お久しぶりです。
motokiさんが、充実した仕事をしてるんだなぁと記事を読んでて感じました。
井上大輔さんですか?
私も井上さん好きですが、亡くなっても歌は残る、いい歌、メロディである限り、大ちゃんはいつまでも心の中に、生き続けて行くものだと私は思います。
大ちゃんの残したメロディに、motokiさんがアレンジと言う魂を吹き込む、なんとも言い表せない素晴らしい事だなぁと私は感じました。
井上さん、本当にいいMusicianですね、私の中ではまだ進行形なので、そんな表現になります。
筒美京平さんの話もコメントに書いてありますが、私のなかでは、筒美さんとmotokiさんと言えば、まず真っ先に思い浮かぶのは、『飛んでイスタンブール』です。
私ごとですが、4月から環境が変わりました。
今は徐々に慣れているところです。
ビール控えめ、焼酎でっていったところです(笑。
これからも、体調に気をつけて、いい曲を沢山アレンジして聞かせて欲しいなと思っています。
雑駁ですが、以上で終わります。

初めてコメントさせていただきます。
ゴスペラーズが大好きで、7月に新曲が出るよ~と聞いて。
作家陣の中に井上大輔さんのお名前を見つけ、最初はえ?
ってビックリしました。
でも基紀さんのサイトで納得・・・でした。
亡くなられてもなお、いい歌というのはこの先ずっと歌い継がれていくのだな・・とじん、としました。
ゴスペラーズがその素晴らしい歌を歌うことファンとして
とても嬉しく思っています。
ファンの方はお若い方が多いのでこの曲をきっかけに
今まで残されているステキな曲に触れることができれば
もっと素晴らしいな、と感じています。
長々と失礼しました。
基紀さん、これからも素晴らしい曲を私達に・・・。

Gemini様
環境がどうお変わりになったのでしょう?
いつもコメントありがとうございます。

 ちょっとここのところ立て込んでいまして、なかなかお返事がかけなくて済みません。
落ち着いたら又書かせていただきます。

eri様
 コメントありがとうございます。
井上大輔さんの曲で一番びっくりしたのは、多分私です。;^_^)
ここら辺の事はゴスペラーズのファンクラブの会報にも書かせていただく予定です。
 では又宜しくお願いします。

こんばんは。

松田聖子さんのニューアルバム「my pure melody」を購入させていただきました。参加ミュージシャン(何曲目かに割りふってました。)も久しぶりに見る方達ばかり。中でも、長谷部 徹さん(ドラムス)の名前を発見したのにはビックリ。活躍されてるんですね。聴きやすいドラミングです。こういうサウンドには、懐かしさを感じました。

あと、船山さんの作品でも参加されていたSHOGUNのキーボーディスト、大谷和夫さんが亡くなられていたんですね。ネットのトピックスを見て「えーっ!?」と思いました。「アンパンマンマーチ」のアレンジを手がけていたとは知りませんでしたが。昨年リリースした聖子さんのアルバムにも参加されていたんですよね。

心から、ご冥福をお祈りいたします。

Hirata様
 コメントありがとうございます。そして聖子さんのアルバムご購入していただきありがとうございました。
このところ長谷部さんにはよく私のセッションに参加してもらっています。昔からの信頼できるミュージシャンなので、とても楽しいスタジオになります。
 大谷さんの事は書こうと思っていましたが、今立て込んでいまして、片手間には書く気になれず、つい時間だけが過ぎてしまいました。
 未だに亡くなったことが信じられず、何とも残念です。

こんばんは
まずは、私の環境が変わったと言うのは、早い話、転勤をしたと言う事です。
二ヶ月が経過しましたが、大分慣れてきました。
井上大輔さんのゴスペラーズの曲、『ローレライ』と言う題名の曲らしいですね。
作家陣を見ると、motokiさんはじめ楽しみな布陣です。
ゴスペラーズはハーモニーが素敵な素晴らしいグループだと思います。
私は特に『街角-on the corner-』と言う曲が、“めぐり逢い紡ぎ”と言うフレーズがあり、好きです。
話は変わりますが、大谷和夫さん、私もその訃報に驚きました。
また、それと前後ぐらいに、今泉敏郎さんの訃報もあり驚きました。
お二人ともまだ若いですよね?
まずは、このお二人のご冥福をお祈り申し上げます。
音楽家、特にアレンジと言う部分は、縁の下の力持ち的な見方があり、あまり目立ちませんが、曲においてのポジションは重要だと感じています。
アレンジと言う位置づけでは、木田高介さん、木森敏之さん、大村雅朗さん、か大村憲司さん、羽田健太郎さんなどなど、若くして亡くなった方は、多数いますが、それらのMusicianの方々も忘れたくないなぁと常に感じてます。

では、井上大輔さんの曲、楽しみに待ちますね。
また、お体気をつけて、これからもご活躍下さい。

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2008年04月25日 13:57に投稿されたエントリーのページです。

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